それはどこですか?
もし、今安心できる居場所がないという人は、
どんな居場所があればいいと思いますか?
「志免町子どもの権利の日」である11月20日(日)
シーメイトで「志免町子どもの権利フェスタ2011」がおこなわれ、
その中で、わがNPOは「子どもと大人のしゃべり場」を企画・運営しました。
今年のテーマは、ずばり「居場所」について
子どもたち(小5・6年、中1・2・3年)2017名と、大人100名から
事前に集めたアンケートをもとに、
NPO代表(百田)がコーディネーターとなり、
参加者(小学生1名・中学生3名・大人1名)と、
安心できる居場所について話し合いました。
なにもしゃべらなくても、家族がいるリビングの空気や景色を感じて
安心できるという小学生。
なにかと口うるさい親と一緒にいるよりも、友だちの家のほうが
リラックスできるという中学生。
子どもたちの心はなかなか複雑です
話をきいてほしいときや、にぎやかに遊びたいときもある。
でも、放っておいてほしいときもある。
そんなときは、わざわざ大人が声をかけなくても、そばにいてくれるだけでいい。
大人の都合ではなく、子どもの心の変化をこまやかに感じとって、対応してくれること。子どもたちは、それを望んでいるようです。
中学生から18才までの子どもの居場所「リリーフ」が目指すことも、そこにあります。
何をしてもいい、何もしなくてもいい。でも、そばにいるよ。
何かするなら、応援するよ。できることは、協力もするし!
それを、言葉だけではなく、態度や空気で伝えていくことが、スタッフの役割です。
スタッフとして、子どもたちのアンケート結果やしゃべり場での子どもたちのことばを、真摯に受け止めていかねばならないと再認識した、一日でした